マスクで肌あれ・ニキビが急増!?マスクネとは? part1

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にきびは、米国で最も一般的な皮膚のトラブルの1つであり、約5,000万人が罹患しています。成人の40-55%はすでに何らかの形でにきびに悩んでいますが、パンデミックは皮膚に別の刺激を与えることによってマスクネの患者さんを増やしました。マスクネに対しての対処法とにきび治療についてご紹介します。

 

マスクネについて

maskne(マスクネ)とは、『mask(マスク)acne(ニキビ)』から生まれた造語で、マスクを使用することによってできてしまうニキビをはじめとする肌トラブルのことです。まず、患者さんにマスクネについて認識させることが重要です。患者さんの中には、肌がどうして荒れてしまうのか原因を知らない人もいるからです。現在、自分の皮膚に起きているものが何なのかを理解してもらいましょう:

 

マスクネとは、マスクを長時間着用することによって引き起こされるにきびであり、口、鼻、顎の周りに現れることがあります。「マスクネ」のひとつとして懸念されるのがacne mechanica:アクネメカニカと呼ばれる、物理的な刺激が原因で発症するにきびです。マスクを着用すると、肌の隣に水分、汗、油、バクテリアが閉じ込められ、毛穴が詰まります。アクネメカニカは皮膚に対する圧力や熱、摩擦など、物理的な刺激によって形成されます。これらの「マスクネ」予防のためにできることがあります。