国別の人気美容医療

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詳しくは英語の記事をご参照ください。https://www.venusconcept.com/en-gl/news/the-worlds-top-aesthetic-treatments-by-country/

国別の人気美容医療の治療を紹介します。SNS等の広がりに伴い、美容医療の需要は継続的に拡大しています。非侵襲性の美容医療をけん引する5ヵ国を取り上げます。

 

ドイツ

2017年に実施された非外科的な脂肪減少治療においてドイツは5位の症例件数を誇ります。ISAPSレポートによりますと、ボディコントゥアリングの中で最も需要が高いのが非侵襲性の治療です。

脂肪吸引の代替治療として位置づけられているのがボディコントゥアリングです。この治療は頑固な脂肪にアプローチし、自然なサイズダウンやボディラインを目指すものです。出産後、元の体型に戻すために腹部に治療を行ったり、侵襲的な脂肪除去治療後に行うことで治療効果を高めることもできます。また、患者様がより健康的でアクティブなライフスタイルが送れるように治療を取り入れることもできます。

 

イタリア

イタリアでの非外科治療症例件数は4位を誇ります。セルライト治療は非外科治療の内5位となっており、アメリカの症例数を超えています。

セルライト治療は皮膚の構造を強化しつつ、治療箇所の脂肪細胞を分解するよう作用します。マルチポーラRFとパルス磁場を組み合わせた(MP)²技術は、線維芽細胞の刺激・血管新生の促進・コラーゲン産生を促進する繊維芽細胞増殖を誘因する効果があります。セルライトのない滑らかな肌へと改善していきます。

 

日本

世界的に脱毛は3番目に症例件数の多い非外科治療で、日本では2番目に人気の高い治療となっています。脱毛治療を行うクリニックの割合はアメリカよりも高くなっています(日本:34.5%・アメリカ17.8%)。さらに脱毛は2017年に行われた非外科治療の4分の1近くを占めています。

IPLとダイオードレーザーによる脱毛が男女問わず人気となっています。いずれの技術も毛包の中のクロモフォアを破壊し、毛の成長を防ぎます。毛の成長期に数回の治療が必要となります。肌タイプに関わらず安全に治療を行うため、パルス幅が重要です。スキントーンが濃い場合、パルス幅を長く設定することで熱持続時間や表皮へのダメージを抑えることができます。

 

メキシコ

非外科性のスキンタイトニング治療が人気です。顔や首のリジュビネーションが最も需要の高い治療となっています。ISAPSレポートによりますと、2017に実施された治療の41%がこのタイプの治療でした。

顔のスキンタイトニングの需要が高まっている背景には日焼けによるダメージが考えられます。メキシコは赤道に近いため紫外線が強く、十分なスキンケアや日焼け対策を行わないとスキンダメージやシワができやすくなります。RF技術を使ったシワ改善治療は表皮より深くRFを浸透させ、長期に渡る日焼けダメージを改善します。熱エネルギーを伝達することでコラーゲンの束やエラスチン線維の増殖を促進し、肌のハリや滑らかさを改善します。

 

アメリカ

注入剤の治療が人気である一方、スキンリサーフェシングやフォト治療が人気1位を誇っており、他国の症例件数合計よりアメリカの件数が上回っています。低侵襲性・非侵襲性治療をアメリカがけん引しています。

入手可能な美容医療情報には開きがありますが、アメリカでは特に幅広い肌タイプの方が受けることのできる治療に収益拡大のチャンスがあるとみています。2018年に美容治療を受けた患者様の70%は白人系でしたが、多くのクリニックでは色の濃い肌タイプの患者様向けには治療を行っていません。しかし、実は30%を占める大きな顧客ベースなのです。

ASPSが発表した2018 Plastic Surgery Statistics Reportは治療の拡充を検討する際に参照できるレポートです。このレポートによると、ヒスパニック系の住人が多い地域にあるクリニックでは非侵襲性の治療と合わせて注入剤の導入を検討するクリニックが多いようです。また白人系とアジア系の患者様の間でスキンリサーフェシング治療のニーズが高く、アフリカンアメリカン系の患者様にはレーザー脱毛の需要が高いとのことです。同レポートにおいて、2018年に行われた低侵襲性治療は外科治療の症例件数を250-1275%上回ったとしており、この傾向は続いていくと思われます。

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