男性向けの美容医療 女性患者様との違い

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現在31%の男性が美容治療を検討しているというデータが出ています (アメリカ)。しかし実際に美容治療を2017年に受けた男性は8%にとどまっています。今後男性の美容医療市場は拡大していくと予測されています。

詳しくは英語の記事をご参照ください。https://www.venusconcept.com/en-gl/news/treating-male-skin-why-its-different-from-womens/

 

女性と男性の皮膚の違い

女性と男性の皮膚は根本的に異なります。男性の皮膚はホルモンの関係で女性よりも皮膚が25%分厚いとされています。エストロゲンの量が少ないため、女性ほど加齢によるコラーゲン量の変動は激しくありません。反対に女性は閉経等のステージにおいてコラーゲンの生産量が大きく減少します。皮膚が分厚くコラーゲン密度が高い男性においては小ジワやセルライトはあまりみられませんが、シワはより深く刻まれます。また、基本的な頭蓋骨の形が異なり、額の筋肉層も分厚くなっています。こういった違いにより治療効果が変わってくることを考慮する必要があります。人体的な違いに加え、普段のスキンケア方法も男女で異なります。男性の場合、髭を剃ることで肌が乾燥しやすく、炎症を起こしやすい傾向があります。また、毛包により皮膚は固く分厚くなっています。そのため、男性向けの美容医療は顔上部、特に目の周りのケアが中心となります。

 

男性向けの美容医療

これまで男性のニーズが高かったのは、女性化乳房・顔の老化・脱毛症に対する治療でした。しかし、近年では脱毛やボディコントゥアリング等幅広い治療のニーズが高まっています。まず、皮膚が分厚いため、シワを改善するにはナノフラクショナルRFによるスキンリサーフェシング治療が有効です。Venus Vivaはアブレーションとコアグレーションを個別に設定することができる機器です。角質層に浸透し、深層までエネルギーを伝達します。ボディーコントゥアリングにはラジオ波治療が有効です。深層まで熱を伝達し、コラーゲン新生を促進します。特にVenus Legacyはラジオ波とパルス磁場を組み合わせた(MP)²技術に加え、吸引機能も搭載されています。脱毛には皮膚の色に応じてIPLやダイオードレーザーが有効です。背中や胸元、首元やもみあげ等の部位の脱毛が人気です。

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